セキュリティシールについて
- 起こりうる盗難抑止
- 改ざん・不正がなされたことを可視化
- 汚染・異物混入防止
- 密輸品輸送の防止
- 弾薬や爆弾の積み込み防止
輸送中の商品の価値に比例して、盗難のリスク・犯罪エネルギーは高まっていきます。
我々の高品質な封印具を作り出そうとする方針には、下記のポイントが大きく影響しています。
- 封印具はロックされた対象が開封されたことを明示
- 改ざんがほぼ不可能。すくなくとも改ざんに時間を要する
- 不正開封防止の機能を付け、許可されていない開封操作を可視化
- 封印具内部パーツのつけ替えに対する耐性
- 取り付けられた封印具が偶発的に破断されない
これらの要求がパーツや材質のバラエティに富んだ封印具の使用に繋がります。
ロゴや連番、バーコード等の併用で封印具自体が一点管理となり、差し替えられることは
ありません。
海上コンテナや機内カート、ドラム缶等を封印するのはなぜですか?
もちろん価値ある内容物を担保するためだと思います。貴重な製品を扱う企業様は常に適切な
封印具を使う努力をするべきです。私達エキスパートのアドバイスが、
お客様にマッチする封印具を見つける唯一の手段と考えます。
最近ではEbayといった様々なサイトを通して封印具を購入可能です。ただ、本当に
購入先をきちんと把握されていますか?身元のしっかりしていない先から封印具を
購入する場合、本当にその封印具が世の中に1点しか存在しないと確信は持てない
はずです。サイトで購入可能ということは、不正を試みる者も改ざん目的で同じ製品を簡単に手に入れることが出来るということです。
良好なパートナーシップは信頼と自信から。
ウェブサイトを使っての封印具購入はお勧めいたしません。例をあげると
- 封印具のオリジナリティが確保不可能(連番/バーコード、本体色、ロゴ)
- 販売履歴の追跡が確保されません。
- 封印具に関する急な問題が発生した際に対応してもらえる窓口が不明。不良
品へのアフターフォローが期待出来ない。 - ISO 17712, environmental, REACH 等の適切な証明書が入手不可能。
- 長期間の安定供給が不確実。
- アドバイス無しに画像で選ぶ封印具が最善策だと思い込む危険性。
- 封印具の出所を把握していない場合、詐欺へのリスクが非常に高まります。
残念ながら犯罪の源を取り除くことは出来ません。
私たちの経験は貴社のセキュリティに必ず役立ちます。
弊社にお任せください:封印具メーカーとして90年間で培った経験から得た専門的
なアドバイスをお約束いたします。世界的に高い品質基準、信頼性、納品後のフォ
ローすべてを実感いただけます。
ポータルサイトは信頼性を何ら保証いたしません。
フィールドテストをご希望の際はいつでもお申し付けください。ご連絡をお待ちし
ております。
Indicative Security Seal
手や簡易工具やハサミなどで簡単に切断できる材質で製造・デザインされたもの
Security Seal
不正アクセスに対し一定の抵抗力を持ち、開封に中量の工具を必要とする材質で製造・デザインされたもの
High Security Seals
封印対象物への侵入を遅らせるために、金属やメタルケーブルにて製造・デザインされた封印具。
通常High Security seals はボルトカッターやケーブルカッターで開封されます。
封印具の強度は、引張・切断・屈曲・衝撃テストによって決められています
試験-封印具のクラス分けを判断するためには次の試験が行われる必要があります。
- a) 衝撃試験
反発弾性を測定する目的として、 18 ℃-27℃の環境下で衝撃試験がなされます。
衝撃試験は、
3つのフェーズで行われます。各フェーズにおいて、指定された力(衝撃)で、各5回(計15回)
ずつ
試されなければなりません。 - b) 引張試験
封印具の開閉強度を示す為に引張試験がなされます。 - c) 屈曲試験
- 封印具の屈曲耐性を測定するうえで屈曲試験がなされます。
強度の測定は90°の角度で3秒間以内の折り曲げ) - d) 切断試験
ボルトカッターのような切断刃を用いての切断強度を測定する為に剪断試験が行われます。
重要:すべての封印具は改ざんが可視化出来る様に必ずデザインされています。
プラスチック製封印具
プラスチック製封印具は、主に改ざんや許可のないアクセスの痕跡を明確にする目的で使用されます。
主なデザインとして、プルタイトタイプ(長さ各種)、長さ固定タイプ、南京錠タイプがあります。
金属製封印具
- 金属板/金属クリップ封印具は強固な封印を必要とする際によく使用されています。
- ボルトシールは最もセキュリティレベルの高い封印具です。
ロッキング構造で、強固に封印される2つの金属パーツから製造されています。 - ケーブルシールは鋼鉄製ケーブルで造られ、ケーブル先端を本体内のロッキング構造に通して封印します。
リサイクル封印具
リサイクル封印具は、封印使用後本体原料を再利用可能です。
電子封印具
電子封印具は一般的に繰り返しての利用が可能です。
封印する度にランダムな数字が表示され、封印・開封時の番号、日時が記録されます。
TEラベル(ラベルタイプ封印
ラベルタイプ封印は貼り付け後、改ざんや剥がそうとした際に封印対象物にラベルが分離、付着
することで開封の痕跡を残します。
正しい封印具を決定する上では、様々な要因が関係します。弊社のスペシャリストは
特定の用途に用いる封印具の選定にあたり理想的なアドバイスを提供致します。
次の要素を把握することで、役割に合った適切な封印具を選ぶことが出来ます。
- 封印対象は何か?
機内カート、コンテナ、バッグ、車両、ドア、トートボックス、ATMカセット、電気メータ等) - 封印具の使われる周囲の温度は?
- 封印した状態でどのくらいの期間使用されるか?
- 簡単に開封出来るタイプ、頑丈なタイプ、どちらの封印具がマッチしているか?
- 封印された対象物がどのくらいの間、目が届かない場所に放置されるか?
- 対象物の価値は?
- 連番、ランダム、どちらの番号管理を必要としているか?
- 連番は機械で読み取る必要があるか? バーコードの種類は?
- 分配する必要があるか?(封印具の色分けが必要か?)